2026/08/17 ・ 大洲と読書
『知識ゼロからノーコードではじめる Studio Webサイト制作入門』を読みました。
Webサイトの基本構造(ヘッダー・メインエリア・フッター)や、レイアウト設計、レスポンシブデザインの考え方を、サンプルサイトを教材に学べる本です。
「そんなにかわらないと思う」「ダブルカラムは今回にはムズい…」など、初心者らしい率直な感想も そのまま書き残していました。
この本を読みながら書いたワイヤーフレームには、7つの企画が並んでいました。せっかくなので、そのうちいくつが実際に立ち上がったのかを数えてみます。
| メモにあった企画 | いまの状態 |
|---|---|
| TOPページの構成 | できている |
| 大洲の情報サイトリンク集 | できている |
| 月1更新の記事まとめ | できている |
| インタビュー企画 | 「大洲のとなり人」として募集ページまで |
| お問い合わせフォーム | できている |
| FP勉強ブログ | 立ち上げていない |
| YouTube企画 | 立ち上げていない |
7つのうち5つが形になり、2つは手つかずのままです。 正直に書くと、消えた2つは本の内容とは関係がなくて、単に手が回っていません。
一方、メモになかったものはかなり増えました。2026年9月の時点で、サイト全体は267ページあります。内訳は大洲ノートが210本、大洲と読書が18本、大洲の自由研究が21本。ほかに地図・検定・ジオゲッサー・月間まとめ・フリー写真(98枚)などが並んでいます。入門書のサンプルサイトで学んだ「ヘッダー・メインエリア・フッター」という3つの箱は、267ページ全部で同じままです。
もう1つ、この本の並びで調べておきたかったことがあります。大洲でいちばん古いホームページは何だったのかです。
インターネットアーカイブをたどると、いまの大洲市の区域で記録に残るいちばん古いものは、旧河辺村の2000年9月17日版でした。旧大洲市の公式サイトが公開されたのは2001年8月27日なので、村のほうが1年近く早いことになります。しかも河辺村は、支所管内の人口が1,100人。市内でいちばん小さい地域が、いちばん先にウェブに出ていたわけです(大洲でいちばん古いホームページを探した)。
ノーコードのツールも生成AIも無い時代に、1,100人の村がページを立ち上げている。25年後に入門書1冊でサイトが作れるようになったのは、たしかに楽になった話ではあります。
ただし、届く先のほうは25年経っても埋まっていません。 令和7年12月の市議会で、市は災害時に孤立する可能性のある集落が97あると答えています。市が衛星携帯電話を16台配備しているのは、そういう場所があるからです(大洲で電波が届かない場所を調べた)。
サイトを作る技術の側は、この25年でほとんど誰にでも開かれました。それでも、作ったページが届かない場所は市内に残っています。 入門書の1冊目に書いてあるのは前者の話だけで、後者は自分で調べに行くしかない部分でした。
実はこの本、ただの技術書として読んだわけではありません。学んだ内容を使って、その場で「OZU LIFE MEMO」のワイヤーフレーム(構成案)を具体的に設計していました。
TOPページの構成、大洲の情報サイトリンク集、月1更新の記事まとめ、FP勉強ブログ、インタビュー企画、YouTube企画、お問い合わせフォーム。
今このHPにある企画の多くが、すでにこのメモの中に出てきています。
つまりこの記事も、この本がなければ生まれていなかったかもしれません。読書コーナーの中でも、 一番「大洲との接点」が近い1冊です。